カント

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宗教哲学

神の存在について(9)道徳の根源としての神

前回記事「神の存在について(8)目的論的論証の拡張版」では、この宇宙に数学的構造・論理的構造が認められることから神の存在を主張する議論などをご紹介しました。今回もまた違ったタイプの「神の存在論証」を取り上げたいと思います。これは伝統的な神の...
宗教哲学

神の存在について(4)宇宙論的論証ー後編

前回記事「神の存在について(3)宇宙論的論証―前編」では、神の存在論証の1つである「宇宙論的論証」の内容についてご紹介しました。今回はこの宇宙論的論証に対する反論や問題点を取り上げてみたいと思います。宇宙論的論証の内容 ~復習~前回の復習に...
宗教哲学

神の存在について(2)存在論的論証とは

今回のシリーズ記事では「神の存在」についての議論を扱っています。これは西洋の神学・哲学で発展した分野なので、基本的にはそこで出てきた議論を紹介していこうと思います。しかし西洋の議論には「多神教」についての考察が欠けているので、前回記事「神の...
哲学者ごとの解説

カント(4)永遠平和のために

カントと言えば永遠平和、永遠平和と言えばカント……。こんな感じで結びつくほど、カントが永遠平和思想を説いたことはよく知られています。今回はカントの永遠平和思想を簡単に紹介します。カントの永遠平和論イコール絶対平和主義か?ここで「平和」という...
哲学者ごとの解説

カント(3)他人を救うウソもダメなの?

前回「カント(2)内なる道徳の声を聴く」ではカント倫理学のキモの部分をご紹介しました。今回はそのカント倫理学をどう評価するかという話をしたいと思います。功利主義との対比まず「哲学」「倫理学」といった専門分野でカント倫理学がどう分類されている...
哲学者ごとの解説

カント(2)内なる道徳の声を聴く

前回「カント(1)『純粋理性批判』を10分解説」では、カントが人間の認識能力について研究したことをご紹介しました。主著『純粋理性批判』の結論としては「人間の認識能力は五感を超えた世界には通用しない」ということでした。特に人間の「理性」という...
哲学者ごとの解説

カント(1)『純粋理性批判』を10分解説

今回取り上げるイマヌエル・カントは18世紀に活躍したドイツの哲学者です。哲学史の教科書には必ず登場するビッグネームですが、いざ「どんなことを説いた人なのか」と言われるとよく分からないという方が多いでしょう。古代ギリシャと言えば「ソクラテス」...
科学哲学

自由意志はない?(1)自由意志と道徳

NHKの「100分で名著」という番組があります。古今東西の名著を100分で紹介する(25分×4回)というコンセプトで、僕もそれなりに好きで大体毎週見ています(再放送が多いのでそれは別ですが)。そこで哲学者スピノザの『エチカ』という有名な本を...
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