哲学者ごとの解説 ルソー(3)フランス革命への影響 前回記事ではルソーの「直接民主制」や「一般意志」の話、そして彼のやや全体主義的な発想について述べました。 今回はルソーやその他の啓蒙思想がどのようにフランス革命に影響しているかを見てみたいと思います。 人権宣言への貢献 フランス革命が始まっ... 2020.06.15 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ルソー(2)みんなでみんなを支配する ~直接民主制と一般意志~ 前回記事ではルソーが文明に対する批判を行い、文明が発生する以前の自然人を理想としたことを見ました。 とは言え、ルソーも今さら原始時代に戻れると思っていたわけではなく、文明とともに生じた悪しき制度(私有財産や身分制など)の弊害を最小化すること... 2020.05.19 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ルソー(1)啓蒙思想と文明批判 ホッブズ、ロックと社会契約説の思想家を紹介してきました。 今回から、彼らに続く社会契約論者であるジャン=ジャック・ルソー(1712-1778)について述べていきたいと思います。 ルソーは18世紀にフランスで活躍した政治思想家・教育思想家・小... 2020.04.28 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ロック(3)ロックの「寛容論」から考える 前回記事ではジョン・ロックの「社会契約説」について説明しました。 今回は彼の有名な「寛容論」などについて述べてみたいと思います。 ロックの政教分離論 ロックは「人々の生命や財産や自由を守るために行政権力を牽制する」ことを強調した思想家で、宗... 2020.03.08 哲学者ごとの解説社会思想