社会思想

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哲学者ごとの解説

マキャベリ(2)軍備なき国家は滅びる

前回記事「マキャベリ(1)目的のためには手段を選ばず」では、マキャベリズム(マキャベリ主義)の内容について述べました。今回はそのマキャベリズムに関連する問題について、僕なりの考えを書いていきたいと思います。全体主義への転落復習しておきますと...
哲学者ごとの解説

マキャベリ(1)目的のためには手段を選ばず

今回は「近代政治学の祖」と称されることもあるマキャベリの思想をご紹介したいと思います。マキャベリの思想は(いい意味でも悪い意味でも)いろいろと考えさせられる内容で、現代においても政治を考える際の「参照軸」になるものと言えるでしょう。概略の紹...
哲学者ごとの解説

マルクス番外編(2)自覚なき社会主義者

前回記事「マルクス番外編(1)税金が高いのは社会主義」では、現代に残る社会主義の残滓の1つとして「私有財産の軽視」があることを挙げました。これが「高い税金」として現れているわけです。今回は、社会主義のもう1つの特徴である「計画経済」「統制経...
哲学者ごとの解説

マルクス番外編(1)税金が高いのは社会主義

前回および前々回の記事では、マルクスの共産主義がどうして全体主義に陥るのか、その理由をまとめました。この「ズバリの共産主義はダメだ」という考えはすでに日本でも多くの人に共有されていると思います。しかし、より広い「共産主義的な発想」あるいは「...
哲学者ごとの解説

マルクス(4)共産主義がダメな理由―後編

前回「マルクス(3)共産主義がダメな理由―前編」では、共産主義がどうして必然的に全体主義になるのかについて、制度や構造の観点から考察しました。今回も引き続き、共産主義が全体主義になる理由を論じていきたいと思います。共産主義が全体主義になる理...
哲学者ごとの解説

マルクス(3)共産主義がダメな理由-前編

前回「マルクス(2)資本主義、崩壊せず」では、マルクスの資本主義への批判がことごとく外れていたことを見ました。資本主義はマルクスが予言したようには崩壊しなかったのです。では、マルクスが主張した共産主義(社会主義)の革命を実現した国々はどうな...
哲学者ごとの解説

マルクス(2)資本主義、崩壊せず

前回「マルクス主義はいかにして生まれたか」では、マルクス主義の成立に影響を与えた思想をいくつか挙げて紹介しました。今回はマルクス主義の具体的な中身に入っていきたいと思います。唯物史観(史的唯物論)前回、マルクスは「唯物論的弁証法」ということ...
哲学者ごとの解説

マルクス(1)マルクス主義はいかにして生まれたか

今回はマルクス(Karl Marx / 1818-1883)を取り上げます。ドイツ(プロイセン)出身の哲学者・経済学者です。この名前は、思想や哲学にあまり縁がない方でもよく聞くことがあるのではないでしょうか?マルクス主義(共産主義)は一時期...
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