2019-03

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哲学者ごとの解説

デカルト(3)世界は機械である?

前回の「デカルト(2)神と世界の存在を語る」では、「我思う、ゆえに我あり」で自分の精神の存在を証明したデカルトが、次に「神の存在証明」「外界の存在証明」へと進んだことを見ました。 外界の存在証明とは、「自分が見ている世界は幻で...
哲学者ごとの解説

デカルト(2)神と世界の存在を語る

「デカルト(1)我思う、ゆえに我あり」では、この言葉の背景や意味をご説明しました。 デカルトはこの「我あり」(=自分の精神は存在する)を疑うことのできない確実な真理とし、そこを出発点としてどんどん思索を進めていきました。 最初に...
哲学者ごとの解説

デカルト(1)我思う、ゆえに我あり

今回は17世紀に活躍した哲学者デカルトの解説をやってみます。 良くも悪くも、近代以降の人類の思考法に大きな影響を与えた人です。 近代人・現代人の発想法の源流をつくった思想家ということなら、何人かの名前を挙げることができるでしょうが、...
科学哲学

科学の方法と特徴(4)「科学らしさ」とはなにか

これまで「科学の方法と特徴」と題していくつか記事を書いてきました。今回はそのまとめとして「科学らしさ」とはなにかということについて考えてみたいと思います。 科学と非科学を分ける厳密な基準はない 以前書いた「科学の条件とは」と...
科学哲学

科学の方法と特徴(3)科学のパラダイムシフト

あなたもよく「パラダイム」とか「パラダイム・シフト」とかいう言葉を聞くことがあるのではないでしょうか? 今では様々なジャンルで使われていますが、もともとは「科学がどう営まれ、どう発展していくのか」ということを説明する用語でした。 今...
科学哲学

科学の方法と特徴(2)理論負荷性とホーリズム

「科学の方法と特徴(1)演繹法と帰納法」では、科学の方法として「演繹法」や「帰納法」、そしてこれらが合体した「仮説演繹法」というものがあることを紹介しました。 演繹法の問題についてはそこですでに触れましたので、今回は帰納法の問...
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