思想の解説 デカルト(3)世界は機械である? 前回の「デカルト(2)神と世界の存在を語る」では、「我思う、ゆえに我あり」で自分の精神の存在を証明したデカルトが、次に「神の存在証明」「外界の存在証明」へと進んだことを見ました。外界の存在証明とは、「自分が見ている世界は幻ではなく実際に自分... 2019.03.30 思想の解説
思想の解説 デカルト(2)神と世界の存在を語る 「デカルト(1)我思う、ゆえに我あり」では、この言葉の背景や意味をご説明しました。デカルトはこの「我あり」(=自分の精神は存在する)を疑うことのできない確実な真理とし、そこを出発点としてどんどん思索を進めていきました。最初にネタバレで言って... 2019.03.28 思想の解説
思想の解説 デカルト(1)我思う、ゆえに我あり 今回は17世紀に活躍した哲学者デカルトの解説をやってみます。良くも悪くも、近代以降の人類の思考法に大きな影響を与えた人です。近代人・現代人の発想法の源流をつくった思想家ということなら、何人かの名前を挙げることができるでしょうが、デカルトは確... 2019.03.27 思想の解説
科学哲学/科学思想 科学の方法と特徴(4)「科学らしさ」とはなにか これまで「科学の方法と特徴」と題していくつか記事を書いてきました。今回はそのまとめとして「科学らしさ」とはなにかということについて考えてみたいと思います。科学と非科学を分ける厳密な基準はない以前書いた「科学の条件とは」という記事(全4回)で... 2019.03.18 科学哲学/科学思想
科学哲学/科学思想 科学の方法と特徴(3)科学のパラダイムシフト あなたもよく「パラダイム」とか「パラダイム・シフト」とかいう言葉を聞くことがあるのではないでしょうか?今では様々なジャンルで使われていますが、もともとは「科学がどう営まれ、どう発展していくのか」ということを説明する用語でした。今回はそのあた... 2019.03.15 科学哲学/科学思想
科学哲学/科学思想 科学の方法と特徴(2)理論負荷性とホーリズム 「科学の方法と特徴(1)演繹法と帰納法」では、科学の方法として「演繹法」や「帰納法」、そしてこれらが合体した「仮説演繹法」というものがあることを紹介しました。演繹法の問題についてはそこですでに触れましたので、今回は帰納法の問題から話を始めて... 2019.03.04 科学哲学/科学思想