哲学者ごとの解説 ルソー(2)みんなでみんなを支配する ~直接民主制と一般意志~ 前回記事ではルソーが文明に対する批判を行い、文明が発生する以前の自然人を理想としたことを見ました。 とは言え、ルソーも今さら原始時代に戻れると思っていたわけではなく、文明とともに生じた悪しき制度(私有財産や身分制など)の弊害を最小化すること... 2020.05.19 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ルソー(1)啓蒙思想と文明批判 ホッブズ、ロックと社会契約説の思想家を紹介してきました。 今回から、彼らに続く社会契約論者であるジャン=ジャック・ルソー(1712-1778)について述べていきたいと思います。 ルソーは18世紀にフランスで活躍した政治思想家・教育思想家・小... 2020.04.28 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ロック(2)ロックの社会契約説 前回記事ではジョン・ロックの生い立ちを時代背景とともにご紹介しました。 今回は主著『市民政府二論』で説かれたロックの政治思想について論じてみます。 ホッブズの考える自然状態と社会契約 ロックの政治思想は「社会契約説」の系譜に属するものです。... 2020.02.14 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ホッブズ(2)社会契約説とリヴァイアサン 前回記事「ホッブズ(1)神は物体である?」では、17世紀の思想家ホッブズの説いた「機械論」や宗教思想についてご紹介しました。 今回はホッブズの思想としてとりわけ有名な「社会契約説」について解説してみたいと思います。 社会契約説とは 社会契約... 2019.12.02 哲学者ごとの解説社会思想