哲学者ごとの解説 ホッブズ(3)ホッブズの政教分離論 前回記事「ホッブズ(2)社会契約説とリヴァイアサン」では、ホッブズの有名な「社会契約説」をご紹介しました。今回の記事では、こうした社会契約によって誕生した国家において「宗教」がどのように扱われるべきだとホッブズが考えていたのかを見てみます。... 2019.12.20 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ホッブズ(2)社会契約説とリヴァイアサン 前回記事「ホッブズ(1)神は物体である?」では、17世紀の思想家ホッブズの説いた「機械論」や宗教思想についてご紹介しました。今回はホッブズの思想としてとりわけ有名な「社会契約説」について解説してみたいと思います。社会契約説とは社会契約説とは... 2019.12.02 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ホッブズ(1)神は物体である!? 今回は17世紀に活躍したイングランドの思想家ホッブズを紹介します。彼はピューリタン革命から王政復古に至るまでの激動の時代を生きた人物です。社会思想家としていわゆる「社会契約説」を説いたことがよく知られていますが、彼が哲学者・自然科学者として... 2019.11.14 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 マキャベリ(2)軍備なき国家は滅びる 前回記事「マキャベリ(1)目的のためには手段を選ばず」では、マキャベリズム(マキャベリ主義)の内容について述べました。今回はそのマキャベリズムに関連する問題について、僕なりの考えを書いていきたいと思います。全体主義への転落復習しておきますと... 2019.10.21 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 マキャベリ(1)目的のためには手段を選ばず 今回は「近代政治学の祖」と称されることもあるマキャベリの思想をご紹介したいと思います。マキャベリの思想は(いい意味でも悪い意味でも)いろいろと考えさせられる内容で、現代においても政治を考える際の「参照軸」になるものと言えるでしょう。概略の紹... 2019.10.11 哲学者ごとの解説社会思想
宗教哲学 神の存在について(9)道徳の根源としての神 前回記事「神の存在について(8)目的論的論証の拡張版」では、この宇宙に数学的構造・論理的構造が認められることから神の存在を主張する議論などをご紹介しました。今回もまた違ったタイプの「神の存在論証」を取り上げたいと思います。これは伝統的な神の... 2019.09.18 宗教哲学
宗教哲学 神の存在について(8)目的論的論証の拡張版 前回記事「神の存在について(7)進化論とID理論、それぞれの問題」では、論争を続ける進化論とID理論(インテリジェント・デザイン理論)についてそれぞれの問題点を指摘しました。進化論とID理論との戦いは「目的論的論証」の是非を巡る論争とも言え... 2019.09.14 宗教哲学
宗教哲学 神の存在について(7)進化論とID理論、それぞれの問題 前回記事「神の存在について(6)インテリジェント・デザイン(ID)とは?」では、「目的論的論証」の現代版とも言えるインテリジェント・デザイン(ID)理論を紹介しました。僕としてはID理論は「自然界の少なくとも一部についてはデザイン(知性)の... 2019.09.06 宗教哲学
宗教哲学 神の存在について(6)インテリジェント・デザイン(ID)とは? 前回記事「神の存在について(5)目的論的論証と進化論」では、自然の精巧さから神の存在を推論する「目的論的論証」と、それに対立する「進化論」の概要を述べました。目的論的論証は「この複雑かつ精巧な自然(特に生物)のあり方からして、それを創造した... 2019.09.03 宗教哲学
宗教哲学 神の存在について(5)目的論的論証と進化論 前回記事「神の存在について(4)宇宙論的論証―後編」では、神の存在論証の1つである「宇宙論的論証」にまつわる諸問題を論じました。ここ数回の記事で神の存在論証のうち「存在論的論証」と「宇宙論的論証」についてご説明したことになります。今回からは... 2019.08.29 宗教哲学