2019-05

スポンサーリンク
哲学者ごとの解説

ハイデガー(3)死を分析する

前回記事「ハイデガー(2)現存在(人間)と世界」では、人間が身の回りに「意味」「目的」「価値」に満ちた世界を築き上げていくという話をしました。 今回はさらに踏み込んで、ハイデガーが考える「人間の本来的なあり方」について紹介して...
哲学者ごとの解説

ハイデガー(2)現存在(人間)と世界

前回記事「ハイデガー(1)『存在』を哲学する」では、ハイデガーが「存在の意味」を探究したことをご紹介しました。 なぜ(無が支配しているのではなく)何かが存在しているのか。ハイデガーはこれを探究しようとしました。 これは「ビッ...
哲学者ごとの解説

ハイデガー(1)「存在」を哲学する

今回からドイツの哲学者ハイデガー(Martin Heidegger / 1889-1976)を紹介していきます。しばしば「20世紀最大の哲学者」とも呼ばれる人物です。 非常に奥深い思想を生んだ一方、「ナチスに協力した哲学者」という汚名...
哲学者ごとの解説

ニーチェ(2)戦慄すべき思想

前回記事「ニーチェ(1)真理はない。善悪もない」では、ニーチェ哲学の大枠を解説しました。 ニーチェによれば神は存在しません。そして神が存在しない以上、神が定めた真理も存在しません。神が定めた道徳や善悪も存在しないというのです。...
哲学者ごとの解説

ニーチェ(1)真理はない。善悪もない。

今回はニーチェ(Friedrich Nietzsche / 1844-1900)というドイツの哲学者を取り上げます。 今でも人気があって本もよく出ているので、ご存知の方も多いでしょう。 よく売られているのはニーチェの「名言」を集めた...
哲学者ごとの解説

マルクス番外編(2)自覚なき社会主義者

前回記事「マルクス番外編(1)税金が高いのは社会主義」では、現代に残る社会主義の残滓の1つとして「私有財産の軽視」があることを挙げました。 これが「高い税金」として現れているわけです。 今回は、社会主義のもう1つの特徴である「計...
哲学者ごとの解説

マルクス番外編(1)税金が高いのは社会主義

前回および前々回の記事では、マルクスの共産主義がどうして全体主義に陥るのか、その理由をまとめました。 この「ズバリの共産主義はダメだ」という考えはすでに日本でも多くの人に共有されていると思います。 しかし、より広い「共産主義...
哲学者ごとの解説

マルクス(4)共産主義がダメな理由―後編

前回「マルクス(3)共産主義がダメな理由―前編」では、共産主義がどうして必然的に全体主義になるのかについて、制度や構造の観点から考察しました。 今回も引き続き、共産主義が全体主義になる理由を論じていきたいと思います。 共...
哲学者ごとの解説

マルクス(3)共産主義がダメな理由-前編

前回「マルクス(2)資本主義、崩壊せず」では、マルクスの資本主義への批判がことごとく外れていたことを見ました。 資本主義はマルクスが予言したようには崩壊しなかったのです。 では、マルクスが主張した共産主義(社会主義)の革命を実現...
哲学者ごとの解説

マルクス(2)資本主義、崩壊せず

前回「マルクス主義はいかにして生まれたか」では、マルクス主義の成立に影響を与えた思想をいくつか挙げて紹介しました。 今回はマルクス主義の具体的な中身に入っていきたいと思います。 唯物史観(史的唯物論) 前回、マルク...
スポンサーリンク