哲学者ごとの解説 ルソー(2)みんなでみんなを支配する ~直接民主制と一般意志~ 前回記事ではルソーが文明に対する批判を行い、文明が発生する以前の自然人を理想としたことを見ました。 とは言え、ルソーも今さら原始時代に戻れると思っていたわけではなく、文明とともに生じた悪しき制度(私有財産や身分制など)の弊害を最小化すること... 2020.05.19 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ルソー(1)啓蒙思想と文明批判 ホッブズ、ロックと社会契約説の思想家を紹介してきました。 今回から、彼らに続く社会契約論者であるジャン=ジャック・ルソー(1712-1778)について述べていきたいと思います。 ルソーは18世紀にフランスで活躍した政治思想家・教育思想家・小... 2020.04.28 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 マルクス番外編(1)税金が高いのは社会主義 前回および前々回の記事では、マルクスの共産主義がどうして全体主義に陥るのか、その理由をまとめました。 この「ズバリの共産主義はダメだ」という考えはすでに日本でも多くの人に共有されていると思います。 しかし、より広い「共産主義的な発想」あるい... 2019.05.12 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 マルクス(3)共産主義がダメな理由-前編 前回「マルクス(2)資本主義、崩壊せず」では、マルクスの資本主義への批判がことごとく外れていたことを見ました。 資本主義はマルクスが予言したようには崩壊しなかったのです。 では、マルクスが主張した共産主義(社会主義)の革命を実現した国々はど... 2019.05.06 哲学者ごとの解説社会思想