哲学者ごとの解説 ニーチェ(1)真理はない。善悪もない。 今回はニーチェ(Friedrich Nietzsche / 1844-1900)というドイツの哲学者を取り上げます。 今でも人気があって本もよく出ているので、ご存知の方も多いでしょう。 よく売られているのはニーチェの「名言」を集めたような本... 2019.05.15 哲学者ごとの解説
哲学者ごとの解説 マルクス(4)共産主義がダメな理由―後編 前回「マルクス(3)共産主義がダメな理由―前編」では、共産主義がどうして必然的に全体主義になるのかについて、制度や構造の観点から考察しました。 今回も引き続き、共産主義が全体主義になる理由を論じていきたいと思います。 共産主義が全体主義にな... 2019.05.07 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 フォイエルバッハ(2)無神論に「根拠」はあるか 前回「フォイエルバッハ(1)現代的無神論の源流」では、フォイエルバッハがいかにしてヘーゲル思想を換骨奪胎して無神論を説いたかを述べました。 今回は、そのフォイエルバッハ思想をどう評価すべきかについて私見を交えて述べてみたいと思います。 死後... 2019.04.29 哲学者ごとの解説
哲学者ごとの解説 フォイエルバッハ(1)現代的無神論の源流 今回はフォイエルバッハ(Ludwig Feuerbach/ 1804-1872)の思想を取り上げたいと思います。 今の日本ではそれほど有名ではないかもしれません。しかしこのフォイエルバッハ、実は現代思想に巨大な影響を与えている人なんです。 ... 2019.04.29 哲学者ごとの解説
哲学者ごとの解説 ヘーゲル(3)神と人間の繊細すぎる関係 前回「ヘーゲル(2)正・反・合の弁証法」では、ヘーゲルが世界の法則だと考えた「弁証法」について解説しました。 今回も引き続き、ヘーゲル哲学の特徴の中で僕が重要だと思うことを述べていきます。 人間は神の自己表現 ヘーゲルは、絶対者である神はま... 2019.04.24 哲学者ごとの解説