哲学

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哲学者ごとの解説

ハイデガー(1)「存在」を哲学する

今回からドイツの哲学者ハイデガー(Martin Heidegger / 1889-1976)を紹介していきます。しばしば「20世紀最大の哲学者」とも呼ばれる人物です。非常に奥深い思想を生んだ一方、「ナチスに協力した哲学者」という汚名も負って...
哲学者ごとの解説

ニーチェ(2)戦慄すべき思想

前回記事「ニーチェ(1)真理はない。善悪もない」では、ニーチェ哲学の大枠を解説しました。ニーチェによれば神は存在しません。そして神が存在しない以上、神が定めた真理も存在しません。神が定めた道徳や善悪も存在しないというのです。今回はこのニーチ...
哲学者ごとの解説

ニーチェ(1)真理はない。善悪もない。

今回はニーチェ(Friedrich Nietzsche / 1844-1900)というドイツの哲学者を取り上げます。今でも人気があって本もよく出ているので、ご存知の方も多いでしょう。よく売られているのはニーチェの「名言」を集めたような本です...
哲学者ごとの解説

ヘーゲル(5)差別主義者ヘーゲル?

前回「ヘーゲル(4)歴史は『自由への旅』である」では、ヘーゲルの歴史観を紹介しました。また「ヘーゲル哲学は非科学的である」という批判に対する考え方を述べました。今回は、ヘーゲル哲学に対する「非科学的である」ということ以外の批判を取り上げます...
哲学者ごとの解説

ヘーゲル(4)歴史は「自由への旅」である

前回「ヘーゲル(3)神と人間の繊細すぎる関係」では、神(絶対者)と人間とがどのようにつながっているのかについて、やや詳しく説明しました。人間が精神活動を行う結果として、様々な文化現象(芸術・学問・宗教)や様々な社会現象(道徳・法律・政治制度...
哲学者ごとの解説

ヘーゲル(3)神と人間の繊細すぎる関係

前回「ヘーゲル(2)正・反・合の弁証法」では、ヘーゲルが世界の法則だと考えた「弁証法」について解説しました。今回も引き続き、ヘーゲル哲学の特徴の中で僕が重要だと思うことを述べていきます。人間は神の自己表現ヘーゲルは、絶対者である神はまずロゴ...
哲学者ごとの解説

ヘーゲル(2)正・反・合の弁証法

前回「ヘーゲル(1)ヘーゲル思想の超超超入門」では、ヘーゲル思想のアウトラインをごく大まかに紹介しました。今回はヘーゲル思想の代名詞である「弁証法」について簡単に説明したいと思います。この弁証法という考え方はヘーゲルからマルクスに受け継がれ...
哲学者ごとの解説

ヘーゲル(1)ヘーゲル思想の超超超入門

今回はヘーゲル(Georg Wilhelm Friedrich Hegel / 1770-1831)の解説をしたいと思います。ヘーゲルは近代までの思想をある意味で集大成・体系化した人物で、その思想のスケールは「巨大」の一言に尽きます。スケー...
哲学者ごとの解説

カント(4)永遠平和のために

カントと言えば永遠平和、永遠平和と言えばカント……。こんな感じで結びつくほど、カントが永遠平和思想を説いたことはよく知られています。今回はカントの永遠平和思想を簡単に紹介します。カントの永遠平和論イコール絶対平和主義か?ここで「平和」という...
哲学者ごとの解説

カント(3)他人を救うウソもダメなの?

前回「カント(2)内なる道徳の声を聴く」ではカント倫理学のキモの部分をご紹介しました。今回はそのカント倫理学をどう評価するかという話をしたいと思います。功利主義との対比まず「哲学」「倫理学」といった専門分野でカント倫理学がどう分類されている...
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