哲学者ごとの解説 ロック(3)ロックの「寛容論」から考える 前回記事ではジョン・ロックの「社会契約説」について説明しました。今回は彼の有名な「寛容論」などについて述べてみたいと思います。ロックの政教分離論ロックは「人々の生命や財産や自由を守るために行政権力を牽制する」ことを強調した思想家で、宗教性の... 2020.03.08 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ホッブズ(4)誤解だらけの政教分離 前回記事「ホッブズ(3)ホッブズの政教分離論」では、ホッブズの政教関係(政治と宗教の関係)についての考えを紹介しました。今回はそこで紹介したホッブズの考えを足がかりにしながら、「信教の自由」「政教分離」などについて考えてみたいと思います。ホ... 2020.01.09 哲学者ごとの解説社会思想
宗教哲学 神の存在について(1)多神教を論じる 今回から「神の存在」について考えていきたいと思います。日本では「神」を論理的・哲学的に論じようとすると、よく「学問的ではない」「科学的ではない」「私的な問題だから公に議論すべきものではない」などと言われます。僕はこういう学問的なムードを「堕... 2019.08.11 宗教哲学
哲学者ごとの解説 ニーチェ(1)真理はない。善悪もない。 今回はニーチェ(Friedrich Nietzsche / 1844-1900)というドイツの哲学者を取り上げます。今でも人気があって本もよく出ているので、ご存知の方も多いでしょう。よく売られているのはニーチェの「名言」を集めたような本です... 2019.05.15 哲学者ごとの解説
哲学者ごとの解説 フォイエルバッハ(1)現代的無神論の源流 今回はフォイエルバッハ(Ludwig Feuerbach/ 1804-1872)の思想を取り上げたいと思います。今の日本ではそれほど有名ではないかもしれません。しかしこのフォイエルバッハ、実は現代思想に巨大な影響を与えている人なんです。まず... 2019.04.29 哲学者ごとの解説