哲学者ごとの解説 ロック(1)歴史を動かした哲学者 今回からイギリスの哲学者ジョン・ロック(1632-1704)を扱いたいと思います。前回までホッブズの思想を紹介しましたが、ロックはその次の世代に属する人です。ホッブズについては以下をご参照ください。ホッブズは「国家は人々の契約によって成立す... 2020.01.28 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ホッブズ(4)誤解だらけの政教分離 前回記事「ホッブズ(3)ホッブズの政教分離論」では、ホッブズの政教関係(政治と宗教の関係)についての考えを紹介しました。今回はそこで紹介したホッブズの考えを足がかりにしながら、「信教の自由」「政教分離」などについて考えてみたいと思います。ホ... 2020.01.09 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ホッブズ(3)ホッブズの政教分離論 前回記事「ホッブズ(2)社会契約説とリヴァイアサン」では、ホッブズの有名な「社会契約説」をご紹介しました。今回の記事では、こうした社会契約によって誕生した国家において「宗教」がどのように扱われるべきだとホッブズが考えていたのかを見てみます。... 2019.12.20 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ホッブズ(2)社会契約説とリヴァイアサン 前回記事「ホッブズ(1)神は物体である?」では、17世紀の思想家ホッブズの説いた「機械論」や宗教思想についてご紹介しました。今回はホッブズの思想としてとりわけ有名な「社会契約説」について解説してみたいと思います。社会契約説とは社会契約説とは... 2019.12.02 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 ホッブズ(1)神は物体である!? 今回は17世紀に活躍したイングランドの思想家ホッブズを紹介します。彼はピューリタン革命から王政復古に至るまでの激動の時代を生きた人物です。社会思想家としていわゆる「社会契約説」を説いたことがよく知られていますが、彼が哲学者・自然科学者として... 2019.11.14 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 マキャベリ(2)軍備なき国家は滅びる 前回記事「マキャベリ(1)目的のためには手段を選ばず」では、マキャベリズム(マキャベリ主義)の内容について述べました。今回はそのマキャベリズムに関連する問題について、僕なりの考えを書いていきたいと思います。全体主義への転落復習しておきますと... 2019.10.21 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 マキャベリ(1)目的のためには手段を選ばず 今回は「近代政治学の祖」と称されることもあるマキャベリの思想をご紹介したいと思います。マキャベリの思想は(いい意味でも悪い意味でも)いろいろと考えさせられる内容で、現代においても政治を考える際の「参照軸」になるものと言えるでしょう。概略の紹... 2019.10.11 哲学者ごとの解説社会思想
哲学者ごとの解説 西田幾多郎(5)西田の政治思想・国家論など 前回記事「西田幾多郎(4)西田の倫理学~善とは何か~」では、西田幾多郎の倫理学・道徳哲学について述べました。今回は西田の政治思想や国家論についてご紹介します。全体と部分まず、これまでの解説ではあまり出てこなかった論点を説明します。それは「全... 2019.06.24 哲学者ごとの解説
哲学者ごとの解説 西田幾多郎(4)西田の倫理学~善とは何か~ 前回記事「西田幾多郎(3)西田の宗教哲学」では、西田幾多郎の「神」および「宗教」についての考え方を見ました。今回は、西田の倫理学・道徳哲学について述べてみます。善とは理想を実現することこれまでの記事で「純粋経験」について述べてきましたが、そ... 2019.06.21 哲学者ごとの解説
哲学者ごとの解説 西田幾多郎(3)西田の宗教哲学 前回記事「西田幾多郎(2)純粋経験とは何か」では、西田哲学の中核である純粋経験について解説しました。前回のまとめ厳密な意味での純粋経験とは、主観(意識)と客観(対象)が統一されている状態です。例えば、あなたが「我を忘れて」美しいバラの花に見... 2019.06.17 哲学者ごとの解説