2019-06

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宗教哲学

霊が存在する理由(1)否定しがたいケースの存在

今回から「霊」「魂」をテーマにいくつか記事を書いていきたいと思います。 簡単に言えば「人間は死んだ後も、霊あるいは魂として存続するのか」という問題について論じていきます。 霊と哲学の本質的な関係 このブログは哲学や思想の解...
哲学者ごとの解説

西田幾多郎(5)西田の政治思想・国家論など

前回記事「西田幾多郎(4)西田の倫理学~善とは何か~」では、西田幾多郎の倫理学・道徳哲学について述べました。 今回は西田の政治思想や国家論についてご紹介します。 全体と部分 まず、これまでの解説ではあまり出てこなか...
哲学者ごとの解説

西田幾多郎(4)西田の倫理学~善とは何か~

前回記事「西田幾多郎(3)西田の宗教哲学」では、西田幾多郎の「神」および「宗教」についての考え方を見ました。 今回は、西田の倫理学・道徳哲学について述べてみます。 善とは理想を実現すること これまでの記事で「純粋経...
哲学者ごとの解説

西田幾多郎(3)西田の宗教哲学

前回記事「西田幾多郎(2)純粋経験とは何か」では、西田哲学の中核である純粋経験について解説しました。 前回のまとめ 厳密な意味での純粋経験とは、主観(意識)と客観(対象)が統一されている状態です。 例えば、あなたが「我...
哲学者ごとの解説

西田幾多郎(2)純粋経験とは何か

前回記事「西田幾多郎(1)西田哲学を学ぶ準備~二元論の問題」では、西田哲学を理解するための前提として、哲学上の大問題である主客二元論について解説しました。 前回のまとめ   この世界には「物理現象」「物理的事物」の領域と、...
哲学者ごとの解説

西田幾多郎(1)西田哲学を学ぶ準備~二元論の問題

今回から、日本が誇る哲学者・西田幾多郎(1870-1945)を取り上げます。 明治になって西洋思想が日本に輸入されましたが、最初はそれを吸収するのに忙しく、なかなか日本オリジナルのものを発信するまでには至りませんでした。 しかし開国...
哲学者ごとの解説

ハイデガー(5)ナチスへの加担問題

前回記事「ハイデガー(4)存在と神」では、ハイデガーの存在思想を「神」と絡めながらまとめました。 今回は、ハイデガーを語る上で無視するのことのできない「ナチスへの加担問題」について考えてみたいと思います。 ナチス礼讃の演...
哲学者ごとの解説

ハイデガー(4)存在と神

前回記事「ハイデガー(3)死を分析する」では、死を覚悟して未来へ駆ける「先駆的決意性」こそが人間の本来あるべき姿であるという話をしました。 死を覚悟して未来へ駆ける……。 なるほど。深い哲学ですなぁ。 でも、あれ? ハイデ...
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